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失敗しないアメ車選び 2007年度版

アメ車の中古車の種類
日本に流通しているアメ車は、大きくわけて4系統が存在します。YANASE/三井物産/クライスラージャパンなどのいわゆるディーラーが輸入した車 (正規輸入車)。アメリカ製造後、新車(ユーザー登録なく)輸出され、日本で新車状態で初オーナーが乗る車両 (新車並行車)。アメリカ国内で使用されていた中古車を、その後日本向けに輸出された車両 (中古並行車)。さらに中古並行車は、一般的にメーターが修理された車両をさし、それとは別に実走行車と呼ばれる2つに分類されます。上記4系統の車種には各メリット、デメリットがあります。中古のアメ車を日本で購入する際に、できれば下記の内容を参考にして頂いた上で、車選びをして頂ければより楽しいアメ車ライフをおくれると、弊社では考えております。

@正規輸入車(ディーラー車)
メリット=日本仕様の改善等がされている。ブランドと安心感はある。走行距離がほぼ信用できる。
デメリット=価格が高価である。ラインナップが少ない。(ナビゲーターやサバーバンなど、多くの人気車種がラインナップにない。あっても新車時に高額で売れていない為。車両数がない)一部日本仕様の部品が恐ろしく高い。

A新車並行車
メリット=ディーラー車に近い安心感がある。ほぼ走行距離が信用できる。新車ならお好みの車両が選べます。
デメリット=ディーラー車よりラインナップは多いがそれでも絶対数が少ない。ゆえに、価格が高価である。(ディーラーよりも若干安め。新並と中並で100万以上違う車種もある。)

B中古並行車 実走行車
メリット=ラインナップは多くなりそう。(何せ今からでも輸入可能だから。)お好みの仕様も探せます。
デメリット=価格は新車並行車に近い。米国の情報機関CARFAXやAUTOCHECKでも出ない車歴の車両も多く存在している。現在(2007年7月)は円安の影響か輸入台数は極端に少なく国内のタマ数はまだまだの状態。また、購入店により売却時に中古並行の相場で買い取られる危険性も・・・。

C中古並行車 
メリット=価格が安い。ラインナップは多い(こちらも今からでも輸入可能。)、お好みの仕様が探せる。
デメリット=B以外の中並はほとんどメーターと実走行がずれている。(米国のメーター改ざんは、日本と異なり、実刑です。しかし日本に送る際にメーター修理され、輸入した業者が書類を無くす。これが一般的だと思われます。)よって、距離を走っているため、米国でのメンテ状況により、トラブルが多く出る場合も・・・・。
皆様も国産車を御乗りであればご存じのとおり、現在は車検書上に走行が記載されています。それでも、国産車もメーカーや認証工場等で記録簿がない限り、100%の車歴はわかりません。米国は民間の会社が車歴をデータベースにおさめ、情報を販売しています。そのようなデーターから日本にそのまま輸入された国産車と同様の見解の車両が、中古並行車の実走行として、ここ数年の間におおく輸入されるようになりました。

アメ車の程度
1〜4のような順番が良い程度の良い流れですが、一般的に中古車にの車両程度は、一概に決め付けるのも間違いかもしれません。弊社の過去のケースを下記に記してみました。
 ○ディーラー車もしくは新車並行なのに、前オーナーのメンテナンス状況が酷く、修理代が多大に掛かるケース。
 ○納車整備が適当で、結果納車後の故障トラブル続出。保証もあるにもかかわらず、すべて高額有償で対応が悪いため、保証の意味がない。
 ○アメ車販売大手チェーンのように良いコンディションの中古並行を探し輸入しているところもある。もしくは、日本で前のオーナーがきちんと手を入れて、車両状態がグットコンディションである。(機械は人間と異なり古いもしくは悪い部分を、なぜ壊れたかの原因と共に新しい部品で修理できます。腕は交換できなくても部品は交換できます。交換された部品は、また次の寿命が来るまで役割をキッチリ果たしてくれます。)

つまり、【ディーラー車>新車並行車>中古並行車】という図式が確実とは言えないのです。中古車は、以前に所有者があり、乗用していたからこそ”中古車”なのです。そのオーナーが、どれだけメンテナンスしていたかによって、4系統の車両が、すべて日本に1台だけのコンディションになりえるのです。(もちろん新車は別ですが・・・。)

程度の良い車両探しとは
 ところで、いいコンディションのお車をお客様が見つけることは多分、大変なことだと思います。今のカーセールスは、”内外装が綺麗な50万A車”と”内外装が普通の機関がすばらしい70万のB車”の2台なら十中八九、A車が成約するのでしょう。 しかし、本当にA車のほうがお客様にとって、お得だったのでしょうか?
 たとえば、乗り出し価格はいかがでしょうか?車両本体価格が50万乗出し諸費用が50万の車両なら、乗り出し100万。一方、車両価格が70万で諸費用20万、乗り出し90万の車両のほうがお得ではないでしょうか?極端ではありますが、実在するのです。車両価値が50万と70万で、乗り出しが仮に同じなら、車両価値が高い方が断然お得ですよね。私達が考える中古車諸費用の高い安いは、
1.整備車歴が把握できにくい分、納車整備の密度と度合いが濃いお店。
(つまり自社整備工場が併設され、尚且つ整備のお客様が多いお店。)
2.納車後の保証を含めたアフターの度合いが良いお店。
(より販売車両に自信がなければ、高いサービスで料金のかからない使える保証ができるはずです。)
3.販売店側の考え方とスタッフがプロとして姿勢やサービス精神があるお店。
(最後におもてなしの姿勢とプロフェッショナルでしょう。弊社もまだまだではありますが社員プロフェッショナル化のため、日々勉強会を開催しております。)
に尽きると考えております。車両に疑問があればとことんお店のスタッフに聞いてみましょう。”アメ車だから”と答えるショップは知識がないばかりか、ひどい所は騙す気なのかも知れません。

車の相場と激安車両
 あまりにも常軌を逸した激安には、激安なりの理由があるかもしれません。アウトレット品はB級品です。難があるから格安ですが、車のB級とはどんな感じなんでしょうか?推測するに、先ほども述べているのですが、部品の交換ができるのが自動車です。その上業者が敬遠する車両は、機関がキチンとされていない。もしくは、適当に調整されていて修理代が多大にかかりそうな車両。事故車・水没車・ヒョウ害・メーター改ざん車である。すべて、今は大丈夫だけど先々にトラブルの要素があると言うのが機械的B級なのかもしれません。しかしB級車の中でも、不良箇所の部品を新品の正規部品と交換することにより、A級に変わり得ることがあります。
 また、車両相場はどうやって成立するのでしょうか?現代はオークションや市場で、人気がある無いで構築するものではないのでしょうか?欲しい人が多く台数が少なければ、車両価値は上がるでしょうし、その反対であれば、下がるのでしょう。市場はお客様の人気で、言い換えれば業者でなくユーザーサイドが決めるもので、現代はPCの普及でデータ化が進みどなたでも簡単に相場感が調べられます。その中、中古車の相場感を逸脱する車両は、一体どのような車両なのでしょうか?
 最後に、保証内容はどうですか?仮に本来、納車前にきちんと整備したトラブルの無い状態にしてお渡しするのがプロとしての本筋です。しかし、不運にも部品の消耗寿命当で納車後トラブルが発生したその時に、保証は効果を発揮します。正直、使えない保証も良く耳にします。弊社では、整備の方面も力を入れています。おかげさまで盛況頂いておりますが、その際、他店購入のお客様に”購入した所にクレームで見てもらった方が良いですよ”ッとアドバイスさせて頂くことがあります。購入先を間違えてしまったようなお客様は、決まって同じ返事をします。”二度とあの店には行きたくない。”
 保証は店側のサービスなのでしょうか?車両に対して付属するものなのでしょうか?保証の内容によってお店側の販売姿勢が良く伺えるものだとおもいます。

失敗しないためには
 車両価格に保証料金も含まれているので、格安もしくは無償で修理対応するわけです。(保証は内外装や消耗部品・ゴム・油脂・社外部品などは一般的に対象外です。あくまで、車両の機関的部分に適応されます。)
 対応が悪い例として、返事を先送りされたり、法外(この場合は定価に近くても法外)な修理料金を請求したり、断ったりするケースもお客様からお伺いします。雑誌等に記載されている保証ですが、実は結構当てになりません。こぞって長さを競っていますが、実に使える保証でなければ意味がありません。価格もそうですが、整備免許も無く経験もない整備や、アメ車や現車の知識のない整備や、納車にお金をかけたくない為、適当にやっつけ修理するのも、購入後の車両によく見られます。整備の本質がザルでは本末転倒です。最初から現状販売(年式が古い/先々難がある=保証が出来ない典型的というケースや委託車両や車販のみで整備ノウハウがない)などの旨を伝えて商売すればお客様ともめずにすむのではないでしょうか。 弊社でも、”現状販売”で保証をしないという車両がまれにありますが、場合によってはそれでもクレームはお受けした例もありますけど・・。
 
結論からすると、
 上記A車を乗出し相場の100万で購入し、トラブルが発生しるも保証は名前ばかりでクレームも利かず、多大な修理費が負担になり、アメ車は壊れるから、乗るもんじゃないと誤解するユーザー様が増えるのかなぁっと経験上思っております。

上記のことを踏まえて、失敗しない車を選ぶのに必要なことは

価格だけで車両を選ばない事
中古車両の仕入れ先は、ユーザー買取、オークション、アメリカからの輸入の3種類。ほとんどの8割以上がオークションで、車両価格は流通オークションなどである程度相場が決まっています。その中、激安車はオークションに出ないB級またはそれ以下の確立が大。(プロ相手には売れない。)ただし、相場よりすこし安い車は企業努力の場合もあるかもしれません。

乗出し総額で車両選び
車両本体価格を安く見せるため、諸費用が高いお店が残念ながら存在しているようです。(そうまでしないと売れない車とは、どのような車なんでしょうかね?)

自社整備工場に整備士がいるのを確認しましょう
自社整備ありと良く記載ありますが、ホントに自社でしょうか?資本が違えば協力工場になり、そこには仕事としての代金が発生します。また、工場のリフトはアメ車対応でしょうか?日本車などは2トンリフトです。アメ車は2.5トン以上あります。整備の認識の不足です。積載車もあれば一つの目安になります。すぐ不動を引き上げに行ける会社のサービス体制は保証の一環です。もちろん積載も2トンが一般的ですので、お客様のアフターを考えているなら3トンは必要でしょう。

A-CAR専門店もしくは、A-CARに詳しいお店を選ぶ
アメ車に詳しいお店はいろいろなノウハウを持っています。部品が用意でき、整備が得意なお店なら誤解診断も少なくお客様の負担も軽減。いつでも修理が出来る環境は、購入後も安心です。インマニのガスケットはいつ交換しましたか?この質問は5年以上年式が落ちた車両を購入予定の場合、新車並行・中古並行・ディーラー問わず必ず聞いた方が良いとおもわれます。ENG外部から見た目では分かりません。高速走行後の水温上昇や数週間乗ってクーラントが減るなどの症状なので、保証で無償に近い修理が出来るかも確認してみてはいかがでしょうか?

良心的且つ信頼感のある対応の良いお店を選ぶ
やはり、購入するなら人をみて、そのお店を知ることが出来ます。接客態度、車の知識、はプロとして当たり前。アメ車の説明は出来て当然です。説明が不十分であったり、正確な答えが出ない販売店はお勧めできません。あと大事なことですが、アメ車はレギュラーガソリンで良いと、説明する販売スタッフさんからは購入を見合わせた方が良いと思われます。※内容が知りたい方はメールでお問合せ下さい。

無償に近い充実した保証付のお店を選ぶ
保証無しは論外。定価に近い有償は通常保証がいい加減のあらわれ。キチンと内容も確認しましょう。中には通常保証と別に消耗品系の有償保証をサービスしているお店がありますが、それはお客様にとってお得かも・・・。戸田の販売店のように広告で大っぴらに内容を告知しているような販売店はそれだけ保証に自信があるはずなので、お勧めです。保証を書面に出来るのはそれだけ自信がある証拠です。(ただしクレジットの契約書のように細かすぎて、”読まないよ普通は”と言うような保証は例外。)

トータルで見ると、お店選びが最良の車選びと言えます。会社の方針・経営者からスタッフまでの考え方や思想・アメ車を取り扱う訳・アメ車に対する思い・お客様に選ばれるための努力・プロフェッショナルとしてのお客様に対してのおもてなしなど、そのショップに関わる経営品質が高い=良い車両だと考えます。お店選びがうまくいけば、対応してくれたスタッフの方にいろいろ相談して、車両に気になる点がある場合は気軽に聞いてみることです。後は現車を気に入るかどうかです。良い車とお店を選べば、アメ車ライフを最高に満喫できるでしょう。相手(?)も売るため必死(??)ですので、お客様自身の尺度とペースでよく考えて見てでお店を判断してみたらいかがでしょうか。