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キャデラックドゥビル 車検前の故障診断

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キャデラックドュビルの車検前の故障診断を行おうとしたら

バッテリーが上がっています・・・。まずバッテリーの点検からですが

接続部も確認。

念のため別のターミナルボルトを使用して検査。

上がっているため充電量も少ないのですが、一番重要なCCA(コールドクランキングアンペア=エンジン始動力)

もほとんどなく要交換指示が出ています。昨年交換したので原因を確認。

放電を調べたところ、一般的には0.05amp程度なのですが、1.17amp出ています。この数値はスモール灯をつけっぱなしと同じぐらいであると推測します。バッテリー内にサルフェーションが起こり寿命を著しく著しく縮めている可能性があります。

参考までにサルフェーションとは放電時の化学反応により硫酸鉛が発生し、充電により電解中に溶け込みます。しかし、放電を繰り返しおこなったり、長時間放電状態のままでいると溶け込むはずの硫酸鉛が硬くなり結晶化します。さらには電解液の中にある負極板の表面にはりつきます。これがバッテリーの寿命の正体です。

新品バッテリーも”上がり”を4回繰り返すとJIS規格でも寿命だと判断するそうです。使用状況などで一概にはいえませんが繰り返し3回までは規格上問題ないというわけでしょう。

話は戻りまして、とりあえずバッテリー充電しながらテックで故障コードを読み取ります。

以前も確認していましたが、リアのLHのスピードセンサー断線とあるのでセンサー不良のようです。厄介なのはハブASSYでの交換となるところです。明日、配線等確認してみようと思います。

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